ギザギザハートで診療中

うつ病になって少し落ち着きつつある医療関係者の日記

大学院

キャリアプランの迷走

大学院行きたい気持ちはあるが、自分は要領が悪い真面目系クズで、学生時代から全体を見通すのが苦手でプレゼンは苦手で整理整頓も論文などまとめるのもかなり苦労するタイプ

おまけに完璧主義で要領悪いのですごい膨大な時間を要するだろうな

そうしたアカデミックな成果に追われて、寝れなかったり人と比べて落ち込みストレスを抱えてメンタル不調のリスクを留保するのと、まあ2流3流かもしれないが学会発表も論文作成もそこそこで目の前の患者さんに向き合い続けて位は低いままかもしれないが過ごすのはどちらが良いのだろうか?

未だに結論が出ません

家を買うのもなかなか迷うし、うつで今ようやく楽な仕事の常勤にはさせてもらえたが内科でバリバリできるかもわからないしある程度内科で常勤で年数を積んで内科としてやっていける自信ができればまあ許容されるかもしれないが‥

よくわからなあので寝ましょう

仕事

眠すぎて長い休憩に入りました

コーヒーを飲むと頻尿になる

しかし今日はのんびりしているな

久しぶり(5年ぶり!)月から金曜日常勤なのでまずはペースを掴むところから

急患などはないけど、3ヶ月くらいは勉強も無理にすまい

専門医試験もまだ1年以上あるし焦らんでおきましょう

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村

転職

転職して3日目。

上司は優しく丁寧に指導してくれて、今までとは全く違う業務になり仕事内容に慣れずたくさん仕事が溜まってゆくけれど残業もしなくていいよ、早く帰りなさいと社会人1年目のような扱いを受けております。

やっぱり今までとは少し違う視点や知識も求められるので補充が必要で、今はまだ無理しなくていいけれど少しずつ知識のブラッシュアップは必要でしょうね。


私はよく逆算?をする。

医局からの無言の圧力でいつかは自分は大学院に行かなければならないように考えてしまう。

※ちなみに、多くの医師は大学病院の医局に所属し、その医局の母体となる大学病院である期間勤務医する事を求められることが一般的には多い。大学院(博士課程)を選択する医師も全体の半数ほどおり、4年間日々の検査外来病棟業務をこなしながら研究その他数多くの雑用(データ整理その他)を進めて英語論文作成をする。論文が2-3例アクセプトされれば晴れて卒業だか論文ができなければ、できるまで卒業できない。
ちなみに大学院に進学しそうした2足のわらじをはく生活はかなり激務であり、毎日日付を跨ぐことはザラでおまけにそこまで給料も良くない。私の医局では大学院生活の4年間は家庭のことはそっと見ないふりをするしかないと先輩には言われました。私の医局では大学院に行くことがほぼ義務のような感じですが、病気になったので私の進路は大きく逸れており現時点ではファジーです。


そこで今医師8年目で、今の病院に2-3年いるとしてまたそこから2-3年また市中病院で過ごし、そこから大学に帰学するとと病棟まわり1年と大学院4年だから医師20年目くらいになるな‥そしたら何歳で子どもは何歳になる‥家はいつ建てよう‥2人目はいつが良いか、それとも難しいのか‥


一般的には今の仕事は楽な部類に入るだろうけれど、大学院に行くとなるとかなり遠回りに感じたのが本音でした。

大学院に行くメリットとしては、博士号を得ることでプライドを満たすことができること、プレゼン能力や英語、論文をはじめエビデンスの取捨選択が上手になり日々の診療を深めることができること。
デメリットとしては、実験論文学会発表その他数多くの雑務に追われるとかなりハードなスケジュールになり場合によっては睡眠時間が取れずうつの再発の可能性が高まること。
私は一回うつで休職し職歴も空いてしまった過去がありうつ病の再発率は普通の人よりかなり高いことを勘案すると家庭も持ちまた働けないほどのうつを再発することは収入面でも痛く(妻は資格もなく私のような収入は望めない)、万が一空白期間が生じれば今後の就職にも支障が出る。

再発を懸念すると、妻には怒られるけれど家を買ったり車を買ったり大きな買い物は躊躇される。
どうやら家庭を持った以上、自分より大事な家族にひもじい思いをさせるのは難しい。
それなら結婚するなと言われると何も言えません。


自分はこうなりたいと具体的な目標を決めて、そこからどうすべきか逆算しようと思っている。

本当は、大学院に行って苦労してでも博士号を取る過程で自分を成長させたいのはやまやまだけれど現実を見なきゃいけないこともわかっている。

100点を狙っても60点しか取れない事もある。

配偶者が医者で、大学院に行っていればなんて事もクヨクヨ考える。

俺の人生いつでもクヨクヨ。

勝ちを拾うより負けない生き方を、もっと言えば死なない生き方を。

一応みっともないプライドで、ファイテングポーズくらいとらせてください。
統計学、英語など勉強もしたい。

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村


まあとりあえず新しい仕事に慣れてからがんばろう。

オンライン診療が倒せない

舐めすぎて期限の3月までに終わらない

試験問題がランダム出題かつ全問正解が条件でどれかなんかミスってしまう

1セクションの10問正解するのに何時間掛かったのだ‥

自分は学生時代から最弱クラスの試験能力でfラン地方大の底辺に君臨していた黒歴史を思い出した

勉強を教えてもらえると期待して優秀な同級生と付き合ったが全然教えてもらえず、昼夜逆転しながら孤独にファミレスで早起きの老人たちと朝を迎えた日々

うつで休んでから医師として冷や飯を食っている期間(のように勝手に感じている)は4年目を超え、私のような出来の悪い学生を入学(それが1番大きい)させてくれ卒業し免許まで取らせてくれた母校で御礼奉公するべきではなかったのか本気で悩んでいます


明日から31日まで少し休みを貰ったのが、子どもの世話があるので夜か朝終わらせねば

現実逃避で夜はふける‥

p.s.小学生の時の塾のペンネームは変人増草(へんじんふやそう)でした

Wasted Years

Wasted Years

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村


医師ランキング

うつ病の幸福論

※コメントの転載です、先日の投稿に読者の方から貴重な書き込みがありました。辛い事を経験された事、優しい医者の路を歩んでくださいと暖かいコメントを頂きました。

※今後のブログとしては、ポジティブだけでなくネガティヴな書き込みも多いかも知れないですがお許しください‥

↓以下転載

>ゆめ子さん

コメントありがとうございます。

人は誰でも浮き沈みあるとは思いますが、少し繊細で敏感な私のような人間はちょっとした事で傷つきやすい分人が感じにくい少しの喜びでも享受できうると最近読んだ本に書いてありました。

また、人間の性質上どんなに辛い過去があろうとそれは忘れてやがて元のような状態に戻りよりポジティブな思考に強化されるのだとありました。

敏感な人間としてどうやって幸福を感じるのか、少し希望が見えて来た気もします。

そこで私なりの今後のメンタル戦略の一つとして、
○人生長いので日々仕事家庭など消耗し時に落ち込む事はあれど、その中でささいな喜びや幸せを見つけていく事。
勝ちも負けもないけれど、ほんの少し良かったこと楽しいことを享受すること(時に意識的に)。

○目の前の事で不安になり落ち込み自信を無くそうとも、人間の特性に従えばやがて最後には忘れて良かった記憶が残るので、大局的に見て必ず幸福に向かうと信じること。

○働くことは社会との繋がりを得ることなので、自分だけでなく知らないうちにたくさんの人に支えられて力をもらっていること。そうした事にも日々意識をして感謝をして過ごすこと。

これを大事にしていきたいと思っております。

また、今は折り合いが悪く疎遠になった医師である父は「臨床の世界は結果ではなく、人との関係なのでどれだけ一生懸命ベストを尽くしたかで評価される」(昔の記憶で少し私が勝手に解釈している分もあるかもしれません)と言っておりました。

医療は人と人の関係性の上に成り立つものだとすれば、医学という根拠に基づいた科学的な思考(定量化でき目に見えるもの)だけでなくゆめ子さんの仰るように苦しみ困っている人の気持ちに寄り添える目に見えない力も大事だと思っております。

「大切なものは目に見えない」と星の王子様でもあります。私の好きな言葉です。

最近ファイナンシャルプランの見直しをしており、
今後のライフイベントで必要なお金の事を考えると、まだまだ頑張って健康で働けるようにしたいですし人生長いですが、日々身近に支えてくれる奥さんにも感謝して労ってあげたいと思います笑

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村

愚痴

(改変)
私は育児が好きというか子どもが好きです
子どもは無条件でかわいく無条件降服です
今日もわんぱくで家の中を走り回っております

妻はずっと子どもの世話はしんどいとは思うけれど喧嘩になった時、俺は医者なんだぞと言ったことがあります
皆さんはそんな事言ったことありますか?

奥さんが医者なら何を言っているんだオマエはとなるし、そうでなくてもそんなに偉いのかと突っ込まれますよね

まだ7年目のペーペーかつ非常勤で大した仕事もしていないのに、売り言葉に買い言葉でした(言い訳)


お金たくさん貰える代わりに責任が重く、プロとして常に勉強しなくちゃならないけれど、どの仕事も同じですよね

以上現場からでした


にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村

ブログ

度々放置してすみません。
バナーの付け方もわからないですが、おいおいやっていきます。

このご時世批判を受けるかもしれませんが休みをいただき配偶者の祖母に会ったのですが、孫を見てたいそう喜んでいました。

うちは小遣い制で学会参加するのも小遣いから負担にになるのでおちおち参加はできません。

愚痴はここまで。
今日も疲れました。
自分を褒めましょう。

私は黒髪ピピピというYouTuberを偶に見ます。

彼は発達障害ADHD)でニートでありながら文学青年、その豊富な語彙による自虐ネタと独自のロジックを武器に生配信(スパチャ)の投げ銭YouTubeのスポンサー収入で生計を立てる人物です。

私も学生時代は自尊心が低くうつ状態が長く、寺山修司を読みフーテンの寅さんを見続ける廃人万歳の趣味嗜好をしていたのでかなり理解ができます。

しかし、家族もでき仕事もありクズ人間では務まらないので覆い隠しながら生きています。

後期研修で潰れた人間としては、身につまされる話ですが‥

難聴の医師今川竜二先生の話をYouTubeで見ると感動します。

いま話題の地域医療ですが、私は後期研修を一時中断して4年間非常勤勤務しておりましたがいずれも田舎の病院で勤務しておりました。

田舎では不器用で要領の悪い人間でもいかんせん医師がいないので重宝され責任を持って働き、頑張る気持ちになれます。

デメリットとしては医者が少なく上級医からの無茶ぶりも多く(具体例は避けますがサバイブに主眼を置いた悟りを開いた田舎の常勤医が華麗にスルーした症例のゴミ掃除など‥)
救急対応も1人で悩ましい症例に対応するときなどしんどい事もありますが少しずつ勉強させてもらいました。


本当は大学院にも行きたかったし、(将来的には怖いですが全く考えていないことはない)勉強したかったですが遠回りの時間が長く、私の一度壊れてしまった精神力では叶わないかもしれないです。


でも時にはイライラして外来で八つ当たりをしてしましますが、今川先生のように患者さんには丁寧に優しく診療し、きちんと勉強して患者さんのためになる医療を提供する人にはなりたいと思いました(一応?思っているつもりです)。


大学院には行けなくても、大事なのは目に見えない力で肩書きではないこと
信念を持って正しく自分なりに頑張ることで人間として成長できること
結果よりも過程を大事にすること
カッコよく言えば、それを私自身が生き方でもって示し子どもにもいつかそう教えてあげたいと思います

そうは言いながら、未だにくよくよ過ぎた人生を後悔する日々です笑
(私以外誰も見てないブログなのかもしれませんが‥)