ギザギザハートで診療中

うつ病になって少し落ち着きつつある医療関係者の日記

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病院の収益がなんだかんだ言われているが、正直当院はそこまでハイパー病院でなく医局人事によって基幹病院の定年後医師の天下り先もしくはママさん女医が常勤で17時には帰れるレベル。

急性期病院でありながら日中夜間に救急をバリバリ取れず病床稼働率を上げられないことが収益を上げられない問題なのは自明であり、収益を伸ばすには日中夜間問わず救急患者を受け入れられるように若い医者の確保が必要だが医局人事をそう簡単に変えられないのでほぼ詰みでしょう。

事務方のトップは東大京大出身というけれど、何枚ものレポートにまとめて何か改善方法を考えても、結局のところ既得権である医局人事に左右されるくだらない問題です。どうりで事務のくせに偉そうなわけだ。病院なのに事務方が妙に偉そうで鬱陶しい。

緊急事態宣言下でも何も変わらず、患者もそこまで変わらず地域のコロナ患者数はそこまで変化なし。

天気も悪く、1歳の息子と出かける事もできず妻のストレスが溜まっている。
家ではこの一週間夫婦の会話は一桁くらいであろうか。

春から常勤になって、非常勤より給料が下がって機嫌が悪いのかね。
残業にも厳しく副業禁止という全くしょぼい病院です。
副部長という肩書きは与えられたが、給料は上がらないのかいとツッコミを入れたくなる。
給料はその辺の大きめの会社の50-60代のおじさんたちの方がもらっているのではないでしょうか。


土日もまた機嫌が悪いのかなと憂鬱になる。

それでも俺は偉いので少し専門医の勉強して、(してもしなくても)お菓子でも買って帰るか。

毎日早起きして自分の弁当詰めて、妻と子どもを起こさないように家事して仕事前少し勉強して、仕事して、昼休憩も少し勉強したりして、仕事終わって少し勉強して帰っても皿洗って子どもにご飯食べさせて皿洗って風呂洗って子どもの風呂入れてミルク作って次の日の米炊いて育児少しして子どもの寝かしつけまで24時前まで頑張って天才かもしれない。(時々勉強などだらけることもあります)

あれ、それは違う黙れって。
たしかにfラン大出身、国試ボーダーマンは自虐としか思えない話でした。
体調だけは気をつけてほどほどに生きなければ、困るのでそこを1番に頑張りましょう。
6-7割でよしとします。

※この話は全てフィクションです。本気にしても何もいいことはありません。保証します。

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